DokuWikiをアップデートする方法
DokuWikiに管理者ユーザーでログインすると
画面上に
Hotfix release available: 2023-04-04a “Jack Jackrum”. upgrade now! [54.1] (what's this?)
のような警告が表示されることがある
upgrade now
の部分がリンクになっているので、クリックすると
https://download.dokuwiki.org
というURLが開く
DokuWikiの本体ファイルをダウンロード
バージョンの選択
- Development Snapshot (direct link)
- Stable (Recommended) (direct link)
- Old Stable (direct link)
のような3つの選択肢があるので、Stable
を選択
言語の選択
Languages
の項目は
- en - English (always enabled)
- ja - 日本語
の2つだけにチェック
デフォルトですべての言語にチェックが入っているので
Toggle all
を押してすべてのチェックを外してから
ja - 日本語
にチェックを入れると効率がいい
その他
Update
とInclude Web-Server
とPopular Plugins
の部分にはチェックを入れない
ダウンロードを実行
Start Download
ボタンを押すと
dokuwiki-d597bb16624b692de7808b763b2abd86.tgz
のようなファイルがダウンロードされる
DokuWikiの本体ファイルをサーバーに配置
dokuwiki-xxx.tgz
のようなファイルをサーバーにアップロード
mv dokuwiki-xxx.tgz /home/user1/Dokuwiki/
/home/user1/Dokuwiki
のようなディレクトリに
dokuwiki-xxx.tgz
を移動する
前提として、/home/user1/Dokuwiki/yyy
のようなディレクトリが
Dokuwikiサイトのドキュメントルートになっていることを想定している
DokuWikiの本体ファイルを解凍する
cd /home/user1/Dokuwiki tar xvf dokuwiki-xxx.tgz
上記のコマンドを実行すると
dokuwiki-xxx.tgz
が解凍されて
dokuwiki
というディレクトリが現れる
(この中にDokuwikiの本体ファイル一式が入っている)
DokuWikiの本体ファイルを既存環境に上書き
解凍したら出てきたdokuwiki
ディレクトリの中身を
現在稼働中のyyy
ディレクトリのファイル群に上書きする
\cp -rf dokuwiki/* yyy
普通のcp
コマンドに-f
オプションをつけても
上書きしてもいいですか?
というプロンプトが多数発生するはず
cp
の前にバックスラッシュをつけてやると、本当の強制自動上書きができる
ファイルの所有者をnginxユーザーに変更
chown -R httpd:www yyy
ファイルを上書きしたときに所有者の情報も上書きされてしまうので
Dokuwikiのドキュメントルート以下のすべてのファイルで
所有者をNginxの実行ユーザーにしてやる必要がある
Nginxの実行ユーザーはnginx:nginx
だったり、httpd:www
だったり、環境によって値が異なる
/etc/nginx/nginx.conf
というファイルの
user
の行を見れば、Nginxの実行ユーザーを確認できる
kusanagi環境の場合は
nginx.conf
は
/etc/opt/kusanagi/nginx/nginx.conf
というパスに変わっているので注意