CentOSでrootのパスワードを忘れたときの復旧方法
rootのパスワードを忘れてしまったときは、シングルユーザーモードでログインすることでrootのパスワードを書き換えることができる
GRUB画面
GRUBのカーネル選択画面でeを押し、カーネル編集画面が開く
カーネル編集画面
カーネル編集画面を下の方へスクロールすると
ro rd.lvm.lv=centos/root rd.lvm.lv=centos/swap rhgb quiet LANG=ja_JP.UTF-8
のような部分がある
これを
rw init=/bin/sh
に書き換える
カーネル編集画面では英語101キーボードになっていて=は^キーに割り当てられているので注意
編集が完了したらCtrl + xを押し、シングルモードを起動させる
変更前
変更後
シングルモードの起動
Ctrl + xを押した後は起動プロセスが走り、パスワード入力などなしでログイン状態になる
これがシングルモード
Linuxのシングルモードは、Windowsでいうところのセーフモードにあたる
rootのパスワードを変更
passwd root
上記のコマンドでrootのパスワードを変更できる
通常モードで起動
exec /sbin/init
上記のコマンドで起動プロセスが走り、普通に起動したときと同じ画面になる
あとはいつものようにユーザー名とパスワードを入力してログインすればOK