gitをインストール・設定する方法

su
git --version
実行結果
git version 1.8.3.1

CentOSにはデフォルトでgitのバージョン1.xが入っている。

sparse-checkoutを使うためにはgit 2.27以上が必要。

アップデートを行う。

which git
実行結果
/usr/bin/git
yum install gcc curl-devel expat-devel gettext-devel openssl-devel zlib-devel perl-ExtUtils-MakeMaker autoconf -y

git2.xの必要条件を満たすように各種パッケージをインストール。

git公式・Releasesから、最新版のtar.gzのURLを確認する。

2021年7月現在、最新版は2.32で、URLは以下の通り。

https://github.com/git/git/archive/refs/tags/v2.32.0.tar.gz

cd /usr/local/src
curl -OL https://github.com/git/git/archive/refs/tags/v2.32.0.tar.gz

ダウンロード用のディレクトリへ移動。

gitのソースコードをダウンロード。
v2.32.0.tar.gzというファイルがダウンロードされる。

tar xzf v2.32.0.tar.gz

git-2.32.0のようなディレクトリが生成される。

cd git-2.32.0
make configure

解凍先のディレクトリへ移動。

make configureにより、configureというファイルが生成される。

./configure --prefix=/usr

コンフィグファイルを実行。
/usrの下にインストールされるように–prefixオプションを指定。

make all

gitのソースをビルド。

make install

ビルドしたものをインストール。

git --version
実行結果
git version 2.32.0

インストールしたバージョンになっていればOK。

  • 最終更新: 2021/07/20 13:48