TeraTerm

TeraTermとは、サーバーにSSH接続するためのクライアントソフト。

VirtualBoxやVPSに備え付けのコンソールからサーバーにログイン。

ip a

TeraTermを起動。

新しい接続画面で

ホスト: サーバーのIPアドレス
TCPポート: 22
サービス: SSH

OKをクリック。

セキュリティ警告画面で

このホストをknown hostsリストに追加する: チェックする

続行をクリック。

SSH認証画面で

ユーザー名： root
パスフレーズ： rootのパスワード

認証方式
プレインパスワードを使う: 選択

OKをクリック。

TeraTermを起動する。

新しい接続でキャンセルをクリック。

設定　＞　SSH鍵生成

鍵の種類: RSA
ビット数: 2048
bcrypt KDF形式: チェックを外す

生成をクリック。

鍵のパスフレーズ: 任意の文字列を入力
パスフレーズの確認: 鍵のパスフレーズと同じ文字列
コメント：　空欄

パスフレーズというのは、パスワードのこと。
TeraTermから鍵認証SSHでサーバーへログインするときに毎回入力が必要になる。
CentOSのユーザーID・パスワードとは独立したものなので、好きな文字列を設定できる。

公開鍵の保存をクリック、id_rsa.pubというファイル名で保存する。
秘密鍵の保存をクリック、id_rsaというファイル名で保存する。

公開鍵・秘密鍵は以下のようなフォルダに保存しておく。
C:\Users\xxx\Documents\公開鍵認証\サーバー名\ユーザー名
（どこに保存してもいいが、どのサーバーのどのユーザーの鍵かを分るようにしておく必要がある）

閉じるをクリック。

TeraTermを起動。

新しい接続の画面で

ホスト: サーバーのIPアドレス
TCPポート: 22
サービス: SSH

OKをクリック。

SSH認証の画面で

ユーザー名: user1
パスフレーズ: 公開鍵・秘密鍵生成のときに設定したパスワード

認証方式
RSA/DSA/ECDSA/ED25519鍵を使うを選択

秘密鍵: C:\Users\xxx\Documents\公開鍵認証\サーバー名\ユーザー名\id_rsa

OKをクリック。

たとえば、SSHのポートを22から10022に変更したとき、
TeraTermを起動するたびにポートに10022と打ち込まなければならない。

こういった作業を省略するために、初めからポート番号に10022と入力された状態となるように設定ファイルを作成する。

TeraTermを起動する。

新しい接続の画面で、キャンセルをクリック。

設定　＞　SSH認証

デフォルトユーザー名を使用: user1

認証方式
RSA/DSA/ECDSA/ED25519鍵を使うを選択

秘密鍵: C:\Users\xxx\Documents\公開鍵認証\サーバー名\ユーザー名\id_rsa

OKをクリック。

設定　＞　TCP/IP

ホストリストにサーバーのIPアドレスを入力して、追加。

ホストリストに複数表示されている場合は、
上へや下へをクリックして目的のサーバーを一番上に移動。

ポート: 10022

OKをクリック。

設定　＞　設定の保存

id_rsaやid_rsa.pubと同じフォルダにTERATERM.INIを保存。
（どこのフォルダに保存しても構わないが、どのサーバーのどのユーザー用の設定か分かるようにしておいた方がいい）

C:\Users\xxx\DocumentsにTERATERM.INIにファイルを保存すると、
TeraTermを起動したときのデフォルト設定がTERATERM.INIから読み込まれる。

C:\Users\xxx\Documents以外の場所に保存しておいて、
サーバー別でショートカットを作成する方法をおすすめ。
（詳細は後述）

デスクトップで右クリック　＞　新規作成　＞　ショートカット

項目の場所を入力してくださいに下記のようなものを記入。

"C:\Program Files (x86)\teraterm\ttermpro.exe" /F="C:\Users\xxx\Documents\公開鍵認証\サーバー名\ユーザー名\TERATERM.INI"

“ttermpro.exeのパス” /F=“TERATERM.INIのパス”という形式。

次へをクリック。

このショートカットの名前を入力してくださいに、
サーバー名またはIPアドレスなどを入力。

完了をクリック。

今後は、ショートカットをダブルクリックするだけで、IPアドレス・ポート・秘密鍵が設定された状態になる。
パスワード入力だけで鍵認証方式のSSH接続が可能。